五十肩の原因
五十肩に関しても、
原因は肩こりとほぼ同様で、
脇や背中といった胴体の硬さが原因で引き起こされていると考えていますが、
姿勢との関係で、
肩甲骨の動きが制限されていると五十肩になってしまう場合が出てくると思われます。
姿勢が悪く、肩が前に入りすぎたり、
逆に引けすぎてしまっていると、
それは、肩甲骨は本来の位置とは違う不自然な位置にあるということです。
腕は肩甲骨につながり肩甲骨とともに動くようにできています。
肩甲骨が不自然な位置にあると、腕を動かした時に肩甲骨の動きに制限がかかります。
そうすると、腕を動かした時に肩甲骨が動かないため、
肩の関節や腱、筋肉に常時負荷がかかりすぎてしまう状態になります。
それを日常の中で長い間続けてきてしまった結果、五十肩は起こると考えています。
五十肩への対策
五十肩への対策としては、
姿勢の改善を行う事と同時に、肩甲骨の自由度を上げていくトレーニングを行います。
特に、脇の縮みを取り、背中の柔軟性を改善するための対策を徹底的に行います。
りくとれで行う実際のステップとして、
ステップ1
肩の痛みが出ないように脇の縮こまりを取っていく
ステップ2
腕ではなく、胴体をやさしく動かし、肩甲骨がスムーズに動けるような状態にしていく
ステップ3
背骨のS字をサポートしながら、肩甲骨を動かす。
という具合に
腕自体を痛みをこらえながら動かすのではなく、痛みが出ない中で腕が挙がらない原因を解決していくという方法を取っていきます。
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