上体が緩まないと骨盤周りは柔らかくできない。
前回、『体が使えるようになる順番』という記事を書きました。
あの記事読んで
だから何だよ!?
って思った方もいると思うので、
今日は説明しとこうと思います。
こないだは
こんな写真も載せました。
この図は、
体が使えるようになる順番
という事でした。
つまりそれは
=柔らかくなる順番
そしてそして
=ストレッチや体操を効かせれれる順番
という事になります。
だから
⑩の骨盤の後ろ側が硬くて
そこに
ストレッチや体操を効かせたいと思った場合
前段階で
①~⑨までをある程度
柔らかくしていかないと
なかなか⑩には効いてこないですよ!
という事です。
これが題名になっていた
上体が緩まないと
骨盤周りは柔らかくならない
という事です。
私がたまにレッスンでしゃべりますが、
人間の体は
お城に似ているなぁと思っていて
本丸にお殿様がいるから
そこに攻め込みたいんだけれど
外堀や内堀、石垣やその他もろもろを
排除しないと
なかなか本丸に攻め込めないんです。
外堀の外から
矢を放っても
本丸には届かないんです。
人間の体も
本当にそんな感じで、
ここにラスボスがいそうなんだけど、
なかなか攻め入れない(効かせられない)
という事が多いんですね。
でも
最初から
⑩の腰周りに体操が効いてきますという人も
いると思います。
それは人それぞれ体が違うからです。
とはいえ
体というのは全身が
協力して動くようにできているので、
結局
骨盤のところだけが動くようになっても
全身のバランスが悪いと
何らかの弊害は出るので、
最初に⑩が攻略できた場合も
その他の①~⑨をつぶしていかないと
健康で
いつまでも活き活きした体には
なっていけないので、
その他の部分も
開発していかないといけないと思います。
良く皆さんにやってもらう体操で
『カベ押し』の体操があります。
これも
最初は、脇の下あたりが伸びてくる
そのうち肋骨周りが伸びてくる
そのうち骨盤周りに効かせられるようになる。
なんて順番に変わってきたりします。
体って
きちんとした取り組みを
コツコツ続けていくと
必ず変化してきてくれるので
そんな変化を楽しみつつ
トレーニングしてもらえたらなぁと思います。
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